INTRODUCTION RESULTS SFAの弱点である「入力」と「予算管理」をExcelとDBを連結させて解決

■ IT企業事例

SFAを導入したものの、営業の入力がなかなか進まず、日々の細かいマネジメントはExcelGoogleスプレッドシートなど、各チーム独自のフォーマットで管理されている状態でした。SFAの活用が進まない理由は何なのかを調査し、対策を実施しました。

成功要因

  1. 現状把握 ~二重入力が入力の問題に~
  2. 事業部長や部長の予算管理の仕組みとSFAの入力内容を連動

1. ① 現状把握 ~二重入力が入力の問題に~

まず、現場で何故入力が進まないのかをインタビューしました。現場からは様々な声があがりましたが、問題を整理していったところ、大きくは二つの問題の影響が大きいと判断しました。

一つ目は、商材によっては、WEBブラウザの入力では難しいこと、二つ目は予算管理の仕組みにSFAが適しておらず、予算管理のフォーマットとSFAで二重入力が発生していることです。

特に、予算管理は、営業上非常に重要な内容である為、予算管理のフォーマットが重視され、SFAの優先順位が下がり、活用が限定的になっているということが見えてきました。

 

2. ② 事業部長や部長の予算管理の仕組みとSFAの入力内容を連動

予算の達成は営業部門において非常に重要なものです。それをSFA上で出来ないのであれば、その他のフォーマットを利用する必要がでてきます。予算管理は、リピート品や実績などのデータも加味する必要があり、それを全てSFA上に登録することは煩雑という事もあり、既存のシステム環境では、二重入力は避けられない状態でした。

そこで、SFAの入力内容と、予算進捗管理の仕組みを連動させる環境を、dbSheetClientを活用して構築しました。dbSheetClientによって、予算進捗管理とSFAの入力を統一できたことに加え、dbSheetClientはえのインターフェースをそのまま活用できますので、SFAのWEBブラウザでは入力が難しい商品の登録が容易にできるようになりました。

この環境の実現によって、SFAの利用が定着し、その後の営業DXの取り組みが進むようになりました。

 

支援形式 概要 期間
dbSheetClientを活用した営業DX支援
  • 現状把握
  • マネジメントの型、レポートラインの設定
  • システム設計
  • 運用フォロー
6ヶ月